橋本治と内田樹 [読書]
タイトルは「橋本治と内田樹」ですが、
正しくは「橋本治に話を聞く内田樹」という実体の対談集です。
語られることは、もっぽら「橋本治」。
内田樹は聞き役に徹しています。
確かに橋本治って、刊行物はやたらと多いのに批評されない作家です。
なんかすごく手を出しにくい感じとがするんじゃないでしょうかね。
実際、橋本治のエッセイやコラムよりも、
この対談のほうが、橋本治が「見える」気がします。
いろいろ核心にふれる箇所は多いんですが、
私は橋本治のこんな発言が面白かったです。
以下引用。
「俺はヴィトンのバッグを持っているということが馬鹿の証拠だと思うので、
少なくともヴィトンのバッグを持った人が向こうから来たら、ちょっと距離を(笑)おきます。
馬鹿がうつらないように(笑)」
この意地悪ぶりが「官討」につながるのかな。
馬鹿って・・・(^^;
この引用、ちょっとツボでした(笑)
by tubasa (2010-05-26 18:47)
はっきりおっしゃいますでしょ?
でも、実は私の周りではこう思っている人が多いかもです。
by chicory (2010-05-26 20:50)
コレを持ってる人とは価値観が合わない、っていうアイテムは有りますね~。
わかるわかる、って思っちゃいました。
私の場合は、ヒョウ柄の面積が大きくなるほど、
その人が私を嫌う確率が上がります。
by rosemary (2010-05-27 12:36)
おー。私なんぞはアニエス・bの豹柄のコート持ってますよー。
コートだけに面積がめちゃめちゃ大きいですよw
私はやっぱり、ヴィトンやキタムラのバッグにはちょっと引きます。
by chicory (2010-05-30 01:11)
高校時代に彼の本が流行ったのは、うちの学校だけだったのかな。
って、私は読もう読もうと思いながらも、まだ読んでいないですが。
ヴィトンって、マダムってイメージがあるんですよね・・・。
日本は、高校生とかでも持ってるけど。
by どらっち (2010-06-17 16:29)
ヴィトンは節約好きの主婦が新婚旅行のハワイで買うってイメージが・・・。この不況でもやっぱり日本が一番のお得意先らしいのは、ある意味スゴイです。しかし本当にハイソなマダムが持っていたらぴったりでしょうね。
橋本治が流行るなんて、かっこいい高校なんじゃ! 私も行きたかった。
by chicory (2010-06-17 18:50)