風邪の日の過ごし方

わりとよく風邪をひいてしまうほうです。
でも、かるーい風邪のときに、
一日中ベッドで過ごすのはわるくないもんです。

そんなときにベッドで読みたいのは、
●難しくない
●暗くない
●長すぎない
●本の重量が軽い
ということで、私はアガサ・クリスティーを読むことが多くなります。
同じミステリーでも、ジェイムズ・エルロイとかチャンドラーだと悪化しそうで（笑）。
いまどきのミステリ年間ベストテンに入っているのは、
全体的に長すぎるし、猟奇的なものが多くて・・・。

この前の軽い風邪のおともは「スリーピング・マーダー」。
ちょっとぞっとする部分もありましたが、いいんです、このくらいの怖さなら。
むしろちょうどいいくらい。
若いころはポアロのほうが好きでしたが、
最近はミス・マープルのほうがどちらかというと楽しいかなぁ。
しかし、この作品のミス・マープルは
傍目にもずいぶんしっかり者になってらっしゃいました。

スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

• 作者: アガサ・クリスティー
• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2004/11/18
• メディア: 文庫

ただし、風邪をひいたときに書店に買い物に行けないので
このときのために本をストックしておかねばならないのが、大きな問題です（笑）。
いくらアマゾンのお急ぎ便で頼んでも、さすがに当日には来ませんもんね。
結局、家にあって既に読んだものを、もう一度、というのがよくあるパターンです。

ほかには藤沢周平の「よろずや平四郎活人剣」なんかもいいですね。

よろずや平四郎活人剣〈上〉 (文春文庫)

• 作者: 藤沢 周平
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2003/12
• メディア: 文庫

タグ：スリーピングマーダー 藤沢周平 アガサ・クリスティー ミステリー

コメント 6

おお。。。お風邪をめされましたか？
大丈夫？
寒いですもんね～このところ。

気の持ちようかもしれませんが、フリーランスになって以来、風邪をひいたり病気になる時は、”軽く”はなく重めになってる気がします。
病気＝がっつり寝込む・・・みたいな。

お大事になさって下さいね～。
by castanha (2010-01-14 20:44) 

風邪の時のためにストックしている本はないけれど、結局最後まで読めなかった本はあります…が、それは面白くなかったのかも→悪化しちゃうかもですね（笑）。
どうぞ、お大事になさってくださいませ☆
by うさ (2010-01-15 00:13) 

★castanhaさん、こんにちは。
すっかり元気回復して、今日は朝からラジオ体操なんかやっています。
しかし、ここ2，3日ほんとに寒くて乾燥してるので、
お気をつけくださいませー。

この歳になって、がっつり寝込むと辛いですよね。
一気に老化が進む感じがします（泣）。
早めにさっさと仕事放棄して、一日中寝て過ごせるといいんですけどねー。

お互い、健康でいたいものですよねー。

★うささん、こんにちは。
読み切れなかった本が、意外に面白かった！なんてこともありますから、
再トライもありかもしれませんよー。
お気づかいありがとうございます。おかげですっかり元気です！
by chicory (2010-01-15 14:48) 

こんにちは。
軽い風邪をひいて、深刻そうに会社に連絡を入れた後は
午前中は「花まる」のゲストコーナー見たり
「笑っていいとも」見たりしながら安静にしてました（笑）
藤沢周平の短編集は面白かった記憶がありますが
食料の買い出しに行った時にマンガ本を選択する事が
多かったですね（^^;
by Bacchus (2010-01-15 23:24) 

私もちょっとズル・・・な感じのときは
一日中テレビを観ちゃったりします。
読書なら軽い短編集みたいのも良いですよね。
by かものはし (2010-01-16 09:55) 

☆Bacchusさん、こんにちは。
普段見ないテレビを昼から見るのも楽しいですよね。
確かに私も「笑っていいとも」、見ちゃいます
（でも夕方の民放のニュースが面白くなくてびっくりしますが）。
こうやって、一日、だらーーーと過ごすのも
いいもんですよね。

☆かものはしさん、こんにちは。
短編ならカポーティと村上春樹が好きなんですが、
好きなあまり入れ込んで読んでしまって、
熱が上がっちゃうんですよ（笑）。
by chicory (2010-01-16 17:33)