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フィギュアスケートの魔力 [読書]


フィギュアスケートの魔力 (文春新書)

フィギュアスケートの魔力 (文春新書)

  • 作者: 梅田 香子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 新書


フィギュアスケート、ブームです。
日本人がオリンピックで金メダルを取り、
世界選手権の女王が2年連続で生まれるなんて(しかも全員別人=人材の宝庫!)、
誰が想像したでしょう。
今、日本が最も「世界で通用する」スポーツなんじゃないでしょうか?

しかしそのおかげで、グランプリシリーズも全日本も民放で
見なければならないはめに陥っていて、いいことばかりでは決してないわけですが。
特にフジとテレビ朝日のフィギュアの放送はエンターテイメントに寄り過ぎていて
とてもスポーツとは思えません。
野球の試合は民放でも比較的にフツーに見られますが、
フィギュアとバレーボール(ジャニーズ歌謡ショーか?)には
かるい怒り(殺意?)を覚えるときがあります。

あ、いけない。本の内容と関係ないことを長々書いてしまいました。

さて、この本。
スポーツライターの梅田香子さんと、元フィギュアスケーターの今川知子さんの共著。
04年の本なので、今の大活況を呈するちょっと前
(トリノ五輪よりも前、浅田真央がグランプリファイナルで金メダルを取る前)。
出てくる選手や、ジャンプの難易度なども今とちょっと違いますが、
世界の中の日本の位置や、フィギュアスケートというスポーツの見方を
分かりやすく教えてくれます。
スポーツ関係の本にありがちな大仰な表現も少なく、誠実な印象。
特に北米大陸の事情に関しても知ることができます。
ミシェル・クワンのスケートによるお金持ちぶりや、
佐藤夕香のアメリカでの知名度の高さにも驚きました。

しかし、フィギュアスケートというのは、4年ごとのオリンピックの前と後では、
有力選手の様相がガラッと変わってしまう競技生活の短いスポーツ
(アイスダンスはちょっと違うみたいですけど)。
その短いであろう競技生活のまるまる1年を棒に振ってしまった織田信成って・・・。
しかもランキングも下がるので、国際試合にもあまり出られないし、
下位スタートだと得点も出にくいかも。
酒気帯びをした本人が一番悪いのでしょうが、
もうちょっと周囲もどうにかしてやれなかったのかと思います。
あ、いけない。また、本と関係ないことを・・・・・。
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コメント 2

keisuke

浅田真央はすごいけど、好き嫌いでいえば往年のカタリナ・ヴィットのほうが好きかな。
by keisuke (2008-06-24 05:22) 

chicory

カタリナ・ヴィット、懐かしい! 美人でしたよねー。
by chicory (2008-06-24 19:27) 

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