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マイケル・ジャクソン [音楽]

いつものことながら、今さらな話題ですみません。
マイケル・ジャクソンです。

ロックやソウルは好きですが、
ポップミュージックに手をのばすことはまずありません。
King of Pop も、ちゃんと聴いたことがありませんでしたが、
そこはそれ、ポピュラーミュージックって誰もが耳にしてるんですよね。
だから、ロック・ウィズ・ユーとかスリラーとか、
聴くと懐かしい。
歌は世につれ、世は歌につれ。

追悼番組を見て思いましたが、
ビリー・ジーンだったかな?当時MTVでは黒人ミュージシャンのビデオは
あまり流されていなかったとか。
最初に聞いたとき、60年代じゃあるまいし、80年代のアメリカでそんなことないだろーと
思ってましたが、確かにWikipediaのMTVの項目にもそんなような記述があって、
ちょっと驚きました。

話はそれますが、そもそもアメリカが生んだ世界に誇れる音楽、
ジャズやブルース、それにロックでさえ、
黒人ミュージシャンなしには考えられないわけで、それなのに、
とうのアメリカで黒人ミュージシャンに対する扱いはすごく悪い。
80年代ですらこんな状況なんて、おかしすぎます。
自国の誇る音楽文化としてもうちょっとリスペクトしたらどうかと思います。
そういう意味ではオバマ大統領の就任演説で
アレサ・フランクリンが歌ったのは(全盛期を過ぎてて
ちょっと残念なんだけど)、意味のあることだったんでしょうね。

さてさて、マイケルです。
Off the Wall を経て、Thriller で人気が拡大しますが、
それと同時にソウルっぽさが抜けて、ブラックミュージックではなく
ポップミュージックの人になっていくマイケル。
Jackson5 のころなんて、驚くほど「黒っぽい」ノリがあって、
かっこいい&かわいいのかたまりだったのを知ったのは、
今回マイケルが亡くなった後でした。
音楽的な黒っぽさからの脱皮こそが世界的な人気の決め手だったのかも
しれないし、おそらくマイケル本人が望んだことだったんでしょうが、
なんだか残念なような気がします。
それと同時に、ほんとの肌の色もどんどん白くなっていくのが
怖いというか、痛ましいというか。

すっごく遅くなったけど、
RIP.
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コメント 12

nyan

あまり聴いたことがなかったマイケルでしたが、最近、CDを買い、ものすごく、きいてていると、本当に、亡くなってしまったことが、悔やまれてなりません・・・。
by nyan (2009-07-22 20:55) 

keisuke

オバマの就任式典を生で観ていて、アレサ・フランクリンが出てきたときには「おー!」っと叫んじゃいました。
by keisuke (2009-07-23 05:59) 

chicory

☆nyanさん、こんにちは。
CD、買われたんですね。アマゾンでもランキングが上がっていたのでそういう人が多いのでしょうね。
マイケルだけでなくブリトニー・スピアーズとかオルセン姉妹とかミーシャ・バートンとか、セレブって大変なんだなと思います。

☆keisukeさん、こんにちは。
私もあれを見て、「黒人が大統領になったんだー」と実感しました。アレサ、長生きしてほしいなー。
by chicory (2009-07-23 08:54) 

snorita

ジャクソン5の懐かしい映像沢山流れてましたねえ。
なんで、白くなりたいと思っちゃったのか、そこがちょっと、寂しいですよね。
ブラックだからこそ、カッコいいのに。合掌。
by snorita (2009-07-23 18:20) 

snorita

ん?chicoryさんのblogがいつのまに涼しげな感じに....
by snorita (2009-07-23 18:21) 

chicory

そうなんですよー。最初からかわいい&かっこいいのに、
なんで自分の良さを分からなかったんだろう。。。

蒸し暑くて、へばってきたので、見た目だけでも涼しくしてみましたー。
by chicory (2009-07-23 23:14) 

yasumi

歌も踊りも、素晴らしい才能があって、
わたしは大好きだったのですが、
音楽以外のことで、苦しい思いをたくさんされたと聞いています。
後半はもう見ていて痛々しい感じでしたね。
ご冥福をお祈りしています
by yasumi (2009-07-25 01:12) 

はるちー

私も、MTVの件については「80年代なのにどうして!?」と思いましたよ~。ジャズの黒人ミュージシャンたちに親日が多いのは、米国で差別が醜かった時代でも日本人はごく普通に歓迎して接してくれたからと聞いたことがあります。米国、いったいどんな扱いをしていたのかと……。
マイケルのライヴのDVD、買おうかなーと思っています。
(↑持っている人たちによると、すごいらしいです)。
by はるちー (2009-07-25 04:25) 

chicory

☆yasumiさん、こんにちは。
アメリカのセレブはあることないこと、叩かれたり、からかわれたりするのが
定番みたいなので、マイケルに限らずみんな大変そうですよね。
なぜか俳優に比べてミュージシャンの方が、自分を律するのが大変そう。
マイケルも思った以上に攻撃的な歌詞が多くて驚きました。

☆はるちーさん、こんにちは。
黒人のジャズミュージシャンは、確かに親日が多いと聞いたことがあります。さらにフランスやドイツなどヨーロッパで活躍する人も多かったですね。やっぱりヨーロッパだとリスペクトされるし。
ブルースマンに、ちゃんと敬意を表して伝統を継いだのは、イギリスだったように思います。

30周年ライブ見ましたが、すごかったです!
by chicory (2009-07-25 12:47) 

うさ

遅ればせながら、読ませていただき、私も洋楽ポップス系はほとんど未知の分野ではございますが…。

>音楽的な黒っぽさからの脱皮こそが世界的な人気の決め手だったのかもしれないし、おそらくマイケル本人が望んだことだった…

黒人の音楽って「黒人霊歌」とか「ジャズ」とか…本当に心にしみるような素敵な音楽が多く、しかも彼らの歌う能力というか、喉のできばえというか、とにかく発声音域がとてつもなく可能性があったり、リズム感だって抜群だし…。ちょっと観点が違うけれど、運動能力だってすごい…。私は黒人ってすごい! って昔から思っていて…。なのに、白人たちからは認めてもらえなくって…人種ってなんだろう…と…。マイケルのような人でさえ、自分の「黒さ」を認めたくなかったというのは(自分の肌の色を白くしていくという行為からの推測)とても悲しい世界なんだなと改めて実感しちゃいました。
by うさ (2009-07-26 10:43) 

chicory

私はロックの直系の父は、ブルースだと思っているので、今のポピュラーミュージックにおけるアフロアメリカンの果たした役割は限りなく大きいと考えています。その割には、アメリカ本国における評価が伴ってないなと。。。
マイケルの場合は、自分の出自まで否定したいわけじゃなかったとは思いますが、自分の名声に振り回されちゃったところがあるような。よっぽど、強い意志がないと渡っていけない世界なんだろうなと想像します。
by chicory (2009-07-27 01:48) 

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