ダルタニャンの恋人は人妻 [読書]
やっと「三銃士」の本題?です。
主人公ダルタニャンの恋人、コンスタンス(ボナシュー夫人)って
人妻なんです。
小説には、夫であるボナシューも出てきますが、ダルタニャンにもヒロインにも
不倫という葛藤というか躊躇というか罪の意識みたいなものは
ほとんど感じられず、二人の恋は進行するのでした。
三銃士のひとり、美男のアラミスの恋人も
シュブルーズ夫人といって、たぶんこの人も既婚者だと思うんですよね。
さらに物語が進むと同じ三銃士の一人、アトスが、このシュブルーズ夫人との
間に子どもをなしちゃったりしてます。
その子がラウルといって、のちのちラ・ヴァリエール嬢をめぐって
ルイ14世と三角関係になったりします。
王様に恋人をとられちゃうってすごい展開。
物語のもう一人のヒロイン、悪女ミレディに至っては、
なんてったって「ファム・ファタール」ですから、
アトスとは以前結婚していたし、ダルダニャンとも懇ろになるし、
ほかにもいろいろハニートラップをしかけたりしてお盛んです。
そもそもフランス王妃とイギリスのバッキンガム公の不倫が
発覚しないように尽力するってのが、三銃士のメインプロット。
友情と戦争と恋の話ではありますが、
どいつもこいつも不倫だらけです(笑)。
フランスって、王様の愛人がマダムのことも多いし
(ポンパドゥール夫人とかマントノン夫人とか)、
この作品の設定だけが行き過ぎてる
こともないんだと思いますが・・・
ほぼ「源氏物語」なみの自由っぷりです。
王朝ってこういうふうになっちゃうのかな?
子供向けの抄訳では、コンスタンス(ダルタニャンの恋人)が独身という設定に
なっているのが多いみたいですが、
人形劇・三谷幸喜版ではどうなるのかしらん。
主人公ダルタニャンの恋人、コンスタンス(ボナシュー夫人)って
人妻なんです。
小説には、夫であるボナシューも出てきますが、ダルタニャンにもヒロインにも
不倫という葛藤というか躊躇というか罪の意識みたいなものは
ほとんど感じられず、二人の恋は進行するのでした。
三銃士のひとり、美男のアラミスの恋人も
シュブルーズ夫人といって、たぶんこの人も既婚者だと思うんですよね。
さらに物語が進むと同じ三銃士の一人、アトスが、このシュブルーズ夫人との
間に子どもをなしちゃったりしてます。
その子がラウルといって、のちのちラ・ヴァリエール嬢をめぐって
ルイ14世と三角関係になったりします。
王様に恋人をとられちゃうってすごい展開。
物語のもう一人のヒロイン、悪女ミレディに至っては、
なんてったって「ファム・ファタール」ですから、
アトスとは以前結婚していたし、ダルダニャンとも懇ろになるし、
ほかにもいろいろハニートラップをしかけたりしてお盛んです。
そもそもフランス王妃とイギリスのバッキンガム公の不倫が
発覚しないように尽力するってのが、三銃士のメインプロット。
友情と戦争と恋の話ではありますが、
どいつもこいつも不倫だらけです(笑)。
フランスって、王様の愛人がマダムのことも多いし
(ポンパドゥール夫人とかマントノン夫人とか)、
この作品の設定だけが行き過ぎてる
こともないんだと思いますが・・・
ほぼ「源氏物語」なみの自由っぷりです。
王朝ってこういうふうになっちゃうのかな?
子供向けの抄訳では、コンスタンス(ダルタニャンの恋人)が独身という設定に
なっているのが多いみたいですが、
人形劇・三谷幸喜版ではどうなるのかしらん。
そ、そ、そんなお話だったのですか!
人形劇では、これらの部分はカットされるでしょうね~。
子供向けでしょうし……。
by はるちー (2009-02-13 01:22)
既婚者の恋愛に関してはフランスって自由というか寛大というか・・。
コンスタンスは既婚者、アンヌ王妃とバッキンガム侯爵の密会はストーリー展開上、避けられないと思いますが、途中でダルタニャンがミレディと浮気するエピソードはカットされるような気がします(あからさまにベッドシーンだし、ヒロインへの裏切りだし)。
by chicory (2009-02-13 03:26)